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【Holmes 司法修習エントリー #4】司法試験合格後、修習には行かずHolmesに中途入社を決断した裏側。須貝崇史さん

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皆さま、はじめまして!

大学院(ロースクール)卒業後、司法試験に合格し、Holmesにて10月末よりインターンをしておりました。須貝崇史(すがい たかし)です。


私にとってHolmesのインターンは人生の一大イベントになりました。


というのも、司法修習に行くのを取り下げ、Holmesに正式ジョインしたからです。(!?)


司法修習エントリーと銘打っているのに

「いやいや、修習に行くのとちゃうんかい!」

となりそうなので、その経緯をざっくばらんに共有したいと思います。Holmesに興味がある方、特に司法試験受験生・司法修習生の皆さんの参考になれば幸いです。


【これまで】

私が弁護士を志したのは、いくつかの原体験があったからなのですが…(長くなるので置いておいて…)

「どんな弁護士を目指しているの?」と聞かれると、「世の中に新しい体験や価値を提供するベンチャー企業・スタートアップを、法律専門家の立場から二人三脚で支援する"リーガルデザイナー"になりたい」と答えていました。

昔から好奇心が強く、新しいサービスやモノが社会の構造を変えていく様を見ていると興奮するタイプだった(特殊技能)ので、弁護士としてそういう領域に関わっていきたいと思っていたのです。


司法試験には苦戦しましたが、その間に本当に色々な経験をし、2019年に司法試験に合格。

自分の目標を実現するべく、弁護士になるために司法修習に申し込んだのが2019年の9月です。


【Holmesのインターンに挑戦したきっかけ】

Holmesのプロダクト(ホームズクラウド)は、以前とあるセミナーに参加した時に知り、自分のブログ ─スタートアップの面白そうなサービスを多角的に紹介する、という超ニッチな内容─ でも紹介するくらい好きなサービスでした。(そのブログはこちら↓)

インターンに誘っていただいたのは、Holmesのイベントである「弁護士×BizSideミートアップ」と、後日行われた「プロテインミートアップ」で、それぞれCEOの笹原さんとCEO室長の酒井さんに声をかけていただいたのがきっかけです。

特に、酒井さんとお話して「Holmesのプロダクトがとにかく好きです」と言ったら「じゃあおいでよ!」とお誘いいただき、人事の方などのご協力もあり、その3日後にはHolmesの扉をくぐっていました。

これが2019年10月末の出来事です。

(きっかけになったイベントがこちら↓)

【Holmesで取り組んでいること・得ている学び】

インターンとしてHolmesに入ってから、CS(カスタマーサクセス)で使う資料で必要な情報のリサーチや資料作成、Holmesが実践している「契約マネジメント」について解説するホワイトペーパーの執筆などを行っています。


◯顧客の抱える「契約」をクライアントよりも理解すること

前者のリサーチや資料作成業務は、私の前にインターンに来ていた72期司法修習生の山上さんから引き継いだものです。現在は、一緒にインターンをしている仲間2人と一緒に進めています。

契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」は、拡張性・柔軟性が非常に高いサービスです。その理由は、最適な契約マネジメントは導入企業ごとに異なるため、それぞれに適した形でホームズクラウドを使っていただきたいから。それぞれの企業にとっての最適な契約マネジメントを実現するためには、ユーザーのビジネスモデルや契約モデル、相互に関連して影響しあう契約関係、契約に基づき行われる関連業務などを、ユーザーと共にひも解く必要があります。

酒井さんがよく仰っていることですが、この辺の「契約の因数分解」的な作業には、今まで司法試験合格に向けて勉強してきた知識が少なからず役立っています。扱うのが「契約」である以上、そこには実体法・手続法的な観点が必要であり、クライアントの組織内でどのような業務フローがあるかの想像をする際の足がかりにもなるからです。

これは弁護士としての仕事をする際にも、端的にクライアントの理解に結びつくため役立つと考えています。Holmesが「契約」のプロダクトを作っているからこそ得られる学びで、他のスタートアップではなかなか体験できないと思います。


◯司法試験受験とは関係のない経験も活かせる場所

後者のホワイトペーパーの執筆業務は、以前から私がライターとして執筆活動をしていたのを買っていただいたようで、マーケチームと協力して、主にメディア向けに配布するホワイトペーパーを作成しています。こちらは、今までの司法試験に向けた勉強というよりも、個人的にリーガルテックが好きで色々と調べていたときの知識・経験、それに加えてライターとしてのスキル等が役立っています。

ただ、今までのライター経験とは段違いの学びを得ています。それだけHolmesにはプロフェッショナルがいるんだな、と体感しました。

正直なところ、付いていくのがやっとで、前者の業務も併せて不安に押しつぶされそうになりながら、毎日必死で喰らいついています。

でも、それがとにかく楽しいんです。


◯直接の業務以外でも学びの多い環境

以上の業務はどちらも、これからの株式会社Holmesやホームズクラウドを形作っていく上での土台となる仕事で、毎日がとにかく有意義です。

また、業務内容だけでなく、日ごろの社内でのやり取りを見ていると、笹原さんを筆頭にとにかく意思決定が早いです。ベンチャーはそういうものだという認識はありましたが、その想像を軽く超えていました。

さらに、社内カルチャーの醸成や、仕事の処理の仕方など、とにかく学ぶ部分が多く、メモ帳が凄まじい勢いで埋まっていくのでビックリしています!(笑)


【修習生・司法試験合格者へのメッセージ】

私はちょっぴり特殊なケースでして、元々Holmesのプロダクトが好きで、インターンをしてみたらそこで働く皆さんも好きになって……というパターンでした。

なので、当たり前ですが、司法試験合格者・司法修習生の皆さんには、Holmesでのインターンを強くオススメしたいです。

(私と同時期にインターンをした2人の記事と、72期の山上さんの記事もありますので、ぜひ併せてお読みくださいね!)


Holmesで働く皆さんは、笹原さん、酒井さんをはじめ、各分野で一線級の活躍をしてきて、Holmesでさらにその上を目指そうというマインドでいる方々も多く、「Holmesの大きなビジョンをこの手で実現したい」という気持ちは全員で共有しています

「圧倒的な成長をしたいのなら、一流の人のもとで学ぶべきだ」とは私の父の口癖ですが、Holmesにはあらゆる方面でその環境があります。

弁護士になるのはまだ先の話ですが、ここでの経験は間違いなく役に立つはずです。自分がビジネスマンとしてこれからのキャリアを積んでいく上で、圧倒的にプラスになる経験ができます。


◯Holmesのインターンには何が期待されているか?

ベンチャーというのは一般的に、だいたい人不足で困っています。そのため、インターンに対しても、ある程度"即戦力"を求められるのは事実です。私も「自分がHolmesに何か残せるのだろうか」と不安でした。

そんな不安の中、業務を通して感じた"Holmesでインターンをするために必要な条件"は、①カルチャーフィットと、②論理的思考力・問題発見能力、③成長ポテンシャルです。②③は、司法試験を手段として捉えており、目指したい何かが明確にある合格者なら、皆さんお持ちだと思っています。

①カルチャーフィットについては、ぜひHolmesが開催するイベントに来ていただいて、Holmesのメンバーと話してみてください。そこで「合う」と思ったら、間違いなくインターンに来るべきです。

(次回のイベントは2019年12月13日(金)に開催予定です)


【Holmesで人生が変わった!】

ただ、あまりにフィットしすぎると、私みたいに司法修習に行くのを取り下げて、Holmesに正式ジョインする未来がやってくるかもしれません!


そうなんです。私、2019年11月16日に、Holmesに社員として正式ジョインいたしました


司法修習は取り下げ、法律事務所から頂いていた内定も恐縮至極ながら辞退しました。


インターンを始めたときにはHolmesにジョインするなんて夢にも思っていませんでした。が、インターンでの活動を通してHolmesの虜に。

そして、悩みに悩んだ挙げ句、今この瞬間のHolmesで本気で命を燃やしたいと思い、Holmesへのジョインを決めました。司法修習には"いつでも行ける"とはいえ、これまで弁護士のキャリアしか頭になかった私にとっては一大決心です。


もちろん、弁護士になってやりたいことはあります。

が、それ以上に、今のHolmesを成長させる原動力の一つになりたいという気持ちが勝ったんですね。


もちろん、修習に行って弁護士のバッジを取ってからビジネスサイドに挑戦するという道もありえます。

出会ったのがHolmesでなかったら、僕もあるいはそういう選択を取っていたかもしれません。

が、今のHolmesに出会ったから、「この瞬間」にHolmesに入りたいと純粋に思えて、Holmesだからこそリスクを取ってでもジョインしたいと思いました。


この判断を取れたのは、Holmesの皆さんに暖かく迎え入れて頂き、私のキャリアについて真剣に相談に乗っていただいたからです。(特に笹原さん、酒井さん、吉田さん、増井さんにはお世話になりました。)


当初は思いもよりませんでしたが、

勉強を始めてからの約9年間が、「Holmesにジョイン」という形で一つの大きな実を結んだ

ということを、今はとても自然に感じています。


正式ジョインして1週間あまりしか経っていませんが、早速CEO室として色々な仕事に挑む機会をいただいており、「ベストな選択ができた」と確信しています。

あとは、自分の圧倒的な成長と成果で、自分が選んだ道を「正解」にしていくのみです。


もしかしたら、あなたのHolmesへの挑戦が、人生の一大イベントになるかもしれません。


ぜひ、Holmesでお待ちしています!

契約マネジメントシステム「Holmes」は、弁護士キャリアをもつ起業家の「世の中から紛争裁判をなくす」という志から生まれた最適な契約を実現させるサービス 株式会社Holmes 代表取締役 笹原健太様
「紙や電子を問わない様々な契約書管理が効率化できた」 「複雑な社内の契約フローの再設計で契約成立までの期間が大幅に短縮された」など、大手企業を中心としたユーザーから高い評価を受けている 契約マネジメントシステム「Holmes(ホームズ)」。これまで契約書の作成・承認・締結・管理がワンストップで行えるサービスとして展開されていたHolmesから、 ...
https://found-er.com/interview/1432/

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